慶應義塾大学理工学部応用化学科 有機物質化学研究室 

Main Content

有機物質化学研究室へようこそ!

皆さんの日常生活を支える少量品や化粧品などは,脂質,タンパク質,糖質,高分子などの有機物質からなる液晶,コロイド(乳液,ゾル,ゲルなど),膜といったソフトマターにより構成されています。当研究室では,物理化学,高分子化学,脂質化学,超分子化学に立脚して,非平衡系におけるソフトマターの「活き活きとした挙動」を応用化学の観点から研究しているというOnly Oneの特徴があります。

研究のキーワード:
散逸構造;階層構造;非平衡開放系;Belouzov-Zhabotinski反応;
チューリングパターン;Soai反応;ホモキラリティー;化粧品技術;
表面パターンニング;再結晶;液晶;ゲル;ベシクル;エマルション;両親媒性分子;界面活性剤;分子間相互作用

自発的に形成する空間パターン

生命体においては,バイオリズムと呼ばれる様々な時間的,空間的,時空間的パターンが発生します。では,人工的な化学系ではどうでしょうか?

サンスクリーン剤の性能評価法の開発

「平らな塗工表面を作製する」なんて難しくも何ともないと思っていませんか?では,本当にそうか実際に試してみましょう。

機能性ベシクルの開発

輸送体やセンサーなどの材料として注目されているベシクルの安定性,サイズ,形状などを高度に制御するための技術を開発しています。

運動するソフトマターの創製

生命体の特徴でもある運動性は,人工物にも見出すことができます。分子の性質から,運動する物体をどうやってつくるか考えてみましょう。

アクセス
慶應義塾大学理工学部応用化学科
〒223-8522 神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1
23棟602, 604, 606, 610室


朝倉浩一教授:asakura [at] applc.keio.ac.jp 

伴野太祐准教授:banno [at] applc.keio.ac.jp